幸楽苑

雑記

FMC Advent Calendar 2023 24日目

この記事はFMC Advent Calendar 2023 24日目の記事です。

昨日はたむそんさんの「FMC single 21 思考過程 (Advent Calendar 2023 (1))」でした。明日(今日)はあむすさんの「2,3 試技目」です。

記事の投稿が遅くなりすみません。
FMCアドカレに登録したことを忘れており、昨日気づいた時には飲酒していたので遅れての投稿となります。

早速試技をやっていきます。
僕は先日のAyase FMCのためにFMCを勉強した初心者なのでBBで頑張ります。

 

Sc:

R' U' F D B' U' L U B' R U' L2 F2 U2 R2 D' R2 L2 U' L2 F B2 D R' U' F

 

① F L' U2 B R//EO

② D' R2 B2 F' D'//222

D'  D2 B' D ◆ U' B2//223

④ U F B' U2 B F'//F2L#3

⑤ U' F U F' U' F U F'//F2L#4 3cp

 

◆ F2 U' B2 U F2 U' B2 U//インサート(8-7)

 

Solution

F L' U2 B R D' R2 F' B2 D2 B' D F2 U' B2 U F' B' U2 F' B U' F U F' U' F U F'

28手3cp 解答29手

 

28手3cpなので特段何もないスケルトンだけど、急いで記事を公開しなきゃ思いながらやっていたらインサートで7手キャンセルを引いてしまいました(本番で来て)

では、短いですがこの辺で。
みなさんよいお年を。

 

OLL Transformation (from 3 OLL to Mega OLL)

この記事は SpeedCube Advent Calendar 2023 3日目の記事です。

 

昨日の記事はSumさんの「Megaminx PLL 全手順会議議事録(前編)」です。

明日の記事はうえしゅうさんの「WCA Live botを4年間運用してきた所感」です。

 

昨日のMega PLL 全手順会議議事録、内容・ボリュームともに大作でしたね。
本日の記事も昨日に引き続きMegaの手順について、その中でもOLLについて書いていきます。(Mega PLL覚えてないのに?)

 

Mega OLLは全部で178手順ありますが2Lookで処理している人がほとんどだと思います。
基本的には2Look手順でも判断が容易でスピードも出しやすく十分実用的ですが、毎日ソルブしていると「このケース3でも見たことあるな」というものも多く、
それらのケースを既知の57手順の流用、または少しだけ変換した手順を使用して1Lookで処理できると低コストでEasy caseが増やせるかと思い、3 OLL→Mega OLLをまとめてみることにしました。

※記事中に使用している画像の背景が透過しているため画像をクリックで拡大したときにきれいに表示されません。
見づらい方は記事の最後に手順表を公開していますのでそちらを参照ください。

共通手順

3の手順をそのまま流用できるケースです。
見慣れた形が多いと思いますので列挙していきます。

 


まずは7ケース、どれも簡単な形ばかりですね。
これは何となくで処理できる人がほとんどだと思います。


OLL 39はあまりメジャーな手順ではないです。
また、OLL 3、4は f を使わない手順にしています。
赤字部分はメガ特有のU2U2'やB=bR or bLを強調しています。


これらも3と共通の手順でも処理できますが、太字の手順がメガではoptimalになりますかね。もっと良い手順知ってる人はぜひ教えてください。
また、OLL 52のようにメガの形状上、3のOLLに対してパターンが増えるものもあります。
今回はたまたま逆手順で処理できるものなので掲載しました。
他にもOLL 34、46等も別パターンがあります。


共通手順最後の6ケースになります。
9と42、10と41はよく似ていますが、[く]の字のくぼみになっているコーナーの向きが違います。そもそも41、42はなぜその形になる?という疑問がありますが。
それでも38の意味不明具合よりは幾分かマシです、こいつが1番意味不明。

 

変換手順

slice moveやfat moveをLやF等で代替する形に変換した手順です。

OLL 5~8はfat sune系ですね。
画像下4つも単に手順の変換を行っただけなのですが、太字のOptimalを手順を見ると
L or bLセットアップ→6手or8手になっているのがわかります。
メガの形状によってL面がRUgenの影響を受けないので元の手順のLごちゃごちゃするよりL・bLセットアップでスッキリしてるんですね。気持ち良い手順です。
にしても15、16の判断は無理ですが。

 


OLL 29はメジャーな手順ではないです。
OLL 50は共通手順で出てきたOLL 38と同値なので好きな方を使えます。
OLL 54は元の手順のほうが楽ですかね。
OLL 2はU2U2’の使い分けでパターンが分かれるので載せました。
変換手順はこれでおしまいです。この辺から手順の理解はできても判断が苦しいですね。


関連付け不可

手順やケース同士の関連付けが難しかったケースです。


画像上4ケースは手順の関連性はないですがパターンとして認識できます。
下3ケースは無理やり関連付けているように見えますがこれを同じパターンというのは無理がすぎますか。最後のOLL 18に至っては、色々手順を回してみましたがこれといったパターンを選ぶこともできず断念しました。

 

まとめ

以上で十字OLL(CO手順)を除いた50個のケースが終了しました。
中には使いづらい手順もありましたが、最初に想像していたより多くのケースですぐに使えるなという手順が多かったのでどんどん取り入れていきたいと思います(その前にPLL…)
今回使った手順表は記事の最後に公開リンクを置いています興味がある人は活用してください。

最後に、今回のアドカレを書いたきっかなのですが。
アドカレが公開されて最初にアドカレのページを見たときにすでにSumが12月2日に登録していて。誕生日1日違いの僕としてはもし記事を書くとしたらお題を被せたら少し面白いかなとか思ったくらいでちゃんと書こうという考えはありませんでした。
そこに未yau知が「今OLL手順色々試してて、協力するので記事書きますか」ということで記事を書けることになりました。
その後、未yau知が手順表の大部分を準備してくれて僕は体裁整えたり、教えてもらった手順を回して確認したりというところでこの記事は完成しました。
なのでこの記事は未yau知の記事といっても過言ではないです。本当にありがとう。


そして今日は僕の誕生日、30歳になりました……
それではー。

 

docs.google.com

FMC_Attempt005

Sc:

R' U' F L' F' R U' D2 R2 B2 R' D2 B' U2 L2 B2 L2 B2 U2 B' R2 U2 L2 U R' U' F

 

① U F U' F//EO

② L' ☆ F2 U' L2 (L')//222 premove

L→Sc→①②

③ U' R2 U R//223

④ U' L' U L R U' R' U' ◆//5cp

☆ U' B2 U F' U' B2 U F//インサート1回目

◆ R B2 R' F R B2 R' F'//インサート2回目

 

U F U' F L' U' B2 U F' U' B2 U F' U' L2 U' R2 U R U' L' U L R U' R' U' L R B2 R' F R B2 R' F'

21手5CP、36手

 

ケルトンはうまくできたのにインサートの時間がなかった。もったいない。

FMC_Attempt004

Sc:

R' U' F U' B R2 U2 F R2 U2 R2 F2 D2 B R2 D' R F2 U' L2 D' B' U2 R' U' F

 

① ☆ B D R' //EO

② D B D' L2 B' D B2//222

③ F' D' F D F2 D' R2 D F//対角F2L残り+F2L#3ペア

④ D2 F' D F//F2L-1

⑤ D' B' D B D'//3cp

☆ D' B U' B' D B U B'//インサート

 

D' B U' B' D B U D R' D B D' L2 B' D B2 F' D' F D F2 D' R2 D F D2 F' D F D' B' D B D'

28手CP、34手

 

222長かったけど、スクランブルし直すついでに適当に解いていたらつながりが良かったので解答作ってみた。ラッキー。

FMC_Attempt003

Sc:

R' U' F L2 R2 D2 B2 F D2 B' D2 R2 D2 F' D F' D2 F U B L' B L2 U R' U' F

 

U2 L D ◆ F2 R //EO

② F D2 F' D' ☆ F D2//222

③ B U' L2//223 NISS

④ (B U' B' U' B' U2 B')//F2L-1

⑤ (L U' L' U2 L U' L')//F2L#4 1co3cp

☆ D2 F U' F' D2 F U F'//インサート1回目

◆ L' B L F2 L' B' L F2//インサート2回目

 

U2 L D L' B L F2 L' B' L R F D2 F' D F U' F' D2 F U D2 B U' L' U L' U2 L U L' B U2 B U B U B'

29手1CO3CP、38手

 

EO探すのに手間取って時間かかってしまったし、EO自体も5手は長い。

そこからは時間に追われて全体的に苦しかったけど解答作れたのは良かった。

NISSからスケルトンに戻したときにキャンセルできたのはラッキー。

インサートは時間ないなかでちゃんと2回できてよかった。

FMC_Attempt002

Sc:

R' U' F L' U L B' R D2 R' U2 L2 F L2 D2 L2 F' R2 B' R2 U' B R' U' F

 

① ☆ R' D U B' //EO

② R D R'//222

③ L' D2 U L' ◆ U'//223

④ D L D' L2 D2 L'//F2L-1

⑤ D2 L' D' L D L' D L D'//F2L#4 1co3cp

☆ B L' B' R' B L B' R//インサート1回目

◆ B D' B' U' B D B' U//インサート2回目

 

B L' B' R' B L B' D U B' R D R' L' D2 U L' B D' B' U' B D B' D L D' L2 D2 L' D2 L' D' L D L' D L D'

26手1CO3CP、39手

 

223までは良かった。

F2L-1~F2L#4も流れは良かったけど手数が長い。

FMC_Attempt001

Sc:

R' U' F L2 F2 U F2 L2 D' B2 F2 R' D' B' R' U F' L' R2 B2 D' R' U' F

 

① (U2 B) //EO

② F2 R2 D U2 ☆ R//222

③ L U' F2 L' F2 L2 F2 L'//対角F2L残り

④ U R U' R' L U' L' U' L U2 L' U'//F2L#3-4 1co3cp

⑤ R D R' U R D' R' U'//インサート1回目

☆ D' L D R' D' L' D R//インサート2回目

 

F2 R2 D U2 D' L D R' D' L' D R2 L U' F2 L' F2 L2 F2 L' U R U' R' L U' L' U' L U2 L' U' B' U2 R D R' U R D' R' U'

 

27手1CO3CP、42手

 

終わった後、見直したら3分で28手3CP見つかった。

①'→Sc→②→③→ U2 R U2 R' U2 L U' L' U2 L U' L' U'//3cp